最近、日本と中国で様々な摩擦が生まれています。
2国は隣国であり経済的にも非常に親密な関係であることは事実です。
どんなに嫌悪しようとも経済という輸入輸出しあう相互依存の関係が崩れていくことは
少ないと思われます。
日本の中小企業経営者はこうした世界の経済の流れをしっておいた方がよいでしょう。
大震災が発生したときには、中国では
日本ブランドの商品は一斉にお店から姿を無くしたそうです。
デジタルカメラや一眼レフカメラなど値段の高い商品にも限らず
完売しました。
その数日後、数万円も値段が上がったそうです。
それにも関わらず、店頭から姿を消したそうです。つまり
中国人は日本人のことは嫌いでも日本製品はとっても愛しているという自己矛盾を
抱えているのです。
そのほか、ハードディスクや、メモリなどの電子製品も同じく値上がりしています。
製品自体は中国で創っていますが、中核となる部品は日本に頼っているのが
中国の現状であります。
我々は経営を考えていく上でグローバルという視点を外す事は出来ません。
そうした経営的視点で世界を見ると様々なことが見えてくると思います。