会社が成長しているのか、規模は拡大しているのか、将来の発展力がどのようになっているかをはかることは会社の経営を分析する上で重要になります。それを示すものが成長性であり、設備や従業員の増加率、研究開発費比率などから総合的に判断することになります。
成長性を見る上で一般的な尺度は売上高と利益の伸び率です。これは前期、前々期、5期前などと比較してどの程度伸びが見られるかで判断していきます。もっとも、売上高の伸び率は業種によって差が出てきますから、い業種との比較は有効とは言えず、同業他社や業種平均などと比較して伸びているかを見るものが主といえます。また、GNPなどの経済全体の伸びや全業種平均地と比較して推し量る方法もあります。
近年では売上高よりも利益の伸び率の方が成長性を判断する指標として重視される傾向があります。というのは、利益の伸び率は必ずしも業種ごとに独特の傾向があるわけではなく、会社の収益構造や経営効率がそのまま反映されることになるので、ある程度は業種を超えた比較も可能なためです。
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