企業経営は一番の会社づくりを目指すべきです。一番とは地域で一番の会社、業界で一番の会社です。現在、日本は経済が停滞し、倒産する会社も少なくありません。あまり業績が良くないという声もよく耳にします。そんな中でも業績がどんどん伸びている会社があります。それは、一番の会社です。例えば、今まで100億円の市場を100社で作っていたとします。それが、経済の後退によって100億円が80億円に減少したとします。この時、経営コンサルティングの業界では約半数の会社がなくなると言われています。だから、100社から50社くらいになってしまいます。100億円の市場を100社でやっていたときは、単純計算で1社あたり1億円です。これが、80億円になり、80億円の市場を50社でやることになると、1社あたり1.25億円です。景気が後退しているのにも関わらず、生き残った会社は売り上げが上がるのです。それは、市場規模の減少率よりも企業の減少率の方が高いからでしょう。
生き残る会社はどんな会社かと言いますと、一番の会社です。
景気が悪くなればなるほど、お客さんは1番の会社に集中します。だから、企業経営は一番の会社つくりをまず目指すべきです。